今週見た中で面白そうな論文(2020年4月第2週)
4月6日から4月12日の間で読んだ/積読したおもしろそうな論文のメモ。
ミトコンドリア(MT)による細胞極性化。線虫受精卵→後極での受精→精子由来MT+受精卵由来MTも局在→局所的H2O2上昇→PAR-2の局在化。H2O2レベル操作でPAR-2局在も影響される+人為的にMTを前極に局在させると極性を逆転可能。精子によるAIR-2を介した経路とは並列に働くhttps://t.co/vwvwp5yg5o
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) April 11, 2020
C9型ALSの核・細胞質輸送の異常によって、核:細胞質の分布比が変化するタンパク質をカタログ化
— Kazu Asakawa (@Kazuh_ideA) April 10, 2020
ナンセンス変異依存mRNA分解(NMD)因子eRF1は、正常な核局在を失うというよりは、細胞質に出ていって、異常なRNAを分解に導いて、細胞を保護
(Neuron誌 Preview)https://t.co/OF6z11ITzV
脳のエネルギー源であるグルコースが脳卒中や損傷で低下した時に、脳を守る免疫細胞は、何をエネルギーに使うのか?
— Kazu Asakawa (@Kazuh_ideA) April 7, 2020
ミクログリアは、グルコースが低下すると、グルタミンを代わりに使ってエネルギーを産生
グルタミンへの切り替えはmTORに依存
(Nature Commun 誌より)https://t.co/6Ytw6lUgd2
未だ謎の多い細胞内小器官「ペルオキシソーム」が腸幹細胞の運命制御に重要!という論文
— Bio-Station/バイオステーション (@Bio_stations) April 6, 2020
腸の損傷時にペルオキシソームが増え、シグナル伝達を制御することで細胞分化を誘導し修復に効く。ペルオキシソーム増やす薬剤で損傷修復が早くなる
ペルオキシソーム面白いですhttps://t.co/GhKIcH7v86
The AMPK-MFN2 Axis Regulates MAM Dynamics and Autophagy Induced by Energy Stresses. - PubMed - NCBI
ESCRT-III and ER-PM contacts maintain lipid homeostasis. - PubMed - NCBI