ブログから離れてみて感じたこと

このブログは2ヶ月ほど前から、毎日続けることを目標にして論文のレビューなどを書いてきました。

しかしこの半月ほど、ブログを更新しませんでした。

「毎日論文読んでたら、本業の実験とか書類かくのが滞ってない?自分のキャパ考えてブログ更新ストップするかー。」

という感じで、戦略的にあえて(のつもりで)ブログの更新を止めました。

 

そして、いざブログを更新しないとなると、論文読むのは適当になるし、書類かくのも別に特段進む訳でもなく。。。

日々の日課1つとして、11本アニメを見るというのを入れていたのですが、続きが気になりすぎて一気見してしまい。。。

 

という感じで全く研究のことが進んでおりませんでした!

あと1週間ちょっとで帰国なのに! 

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ここ2週間くらいのぼく

 

日本のボスから論文校正メールが来たり、初めてブログにコメントいただいたり*1、ラボのみんなに送別会ランチしてもらったりする内に、やっとスイッチが入りました。もう日本に帰るまで時間がないぜよ。集中してタスクを片付けていくぜよ。

 

この経験からわかったことをまとめときます。

ここ2週間くらいアニメ見て浮かれてたけど、自分は何かが気になったとき、それに取り付かれてしまって集中してしまう。締切前になったらそのタスクに集中するし、アニメの続きが気になったら次の話が何か気になるし。

本来の自分は、アニメを見るよりもサイエンスについて調べてたり論文を読んでた方がずっと楽しいけれど、息抜きでアニメ見て気になったらそればっかりに集中してしまうのだ。

 

つまり自分に必要なのは、常に自分をサイエンスに向かわせてくれる(ようなプレッシャーやコミュニケーションが存在する)環境である。

 

そのために自分自身に、毎日論文を読むっていうプレッシャーをかけたことはかなり良い効果があった。

そして、書類作成のような別のタスクに集中するためにそのプレッシャーを解いてしまうと、書類作成が進むことはなく、本来好きなはずのサイエンスについて調べるモチベーションも低下した。(サイエンスについて調べていても、いつも「めっちゃ面白い」って思える記事や論文に出会える訳ではないので、「そもそもモチベを保ち続ける」ことが困難だった。まあ僕のサイエンスが好きって気持ちもその程度なのだろう。僕にとってサイエンスを通じて得る知的興奮は何物にも変えられない感情なのは確かなのだけれど。それを得るためのハードルがちと高かったということ)そして、「続きが知りたい」という欲求を通じて、より安易に知的好奇心を満足させてくれるアニメを一気に見ることで、その欲求不満を解決したのである。

 

いや、目を覚ませ自分。サイエンスに対する集中を自分で途切れさせて何のメリットがある?

ということで、毎日更新とは行かないと思いますが、3日に1回くらいのペースでブログを再開したいと思います。論文のレビューが中心になるかと思いますが、やる気があるときには僕が感じたtipsや体験談を載せたいと思います。

 

自分への励ましとして、以下でこの記事のシメにします。

「継続は力なり。」これは確かなのだけれど。

「継続するぞ!」と意気込んで、3日坊主になってしまっても落ち込むことはない。

「人間は弱い」のだから、大事なのは途中でやめてしまったことを復活させることだ。

よし、がんばろう!

*1:ほんとに嬉しかったです、ありがとうございますです