2020年、年始の決意表明

あけましておめでとうございます!
2020年代が始まったということで、2019年の振り返りと決意表明的な記事です。

2019年の振り返り

まずは1年前(2019年1月1日)にツイートした内容から。
こんな目標を立てていました。

 

なるほど、ざっくり言うと2019年は”すばやさ”のパラメーターを伸ばそうとしていたみたいですね。たしかに人生のQOLはかなり高かった気がする。
ちゃんとOISTでのローテーションをこなしながら、学部時代のラボのお仕事も片付けてたし。
あと、昨年の大きな出来事としては、大学を卒業しました。成績トップだったのと、研究活動に学長表彰がもらえて嬉しかった。
その後6月にco-firstで、12月に筆頭著者で論文がpublishされました。
(もう少し共著が出るかなと思いましたが、また今年ぼちぼち出していると思います。実際にはこれらの業績は学部時代のボスのおかげ、という面が大きいので、今後は自分の力で研究を進める力も養いたいと思います。)

 

2019年の自分についてディスカッション

1. 目標の達成率
”すばやさ”を上げるという目標設定とその達成率は、わりと良かったのかなと思います。「家族・友人・恋人との時間や健康や沖縄でしかできないこと」も学部時代と比べたらかなり大切にできていたと思います。ざっくりと100点中75点くらいの印象です。

2. 残り25点分の反省点
「じゃあ残りの25点はどこいってん」と考えると、やっぱりメリハリ・切り替えのスピード感がゆるかったかなぁ。(ある1つのタスクに限ったときの”すばやさ”は高かった気がするのですが、)タスクを切り替える速度は遅かったです。一度スイッチがOFFになるとONになるまでが長いのです。Twitterやらyoutubeを無限にみている感じです。締切直前になるまで仕事に取り掛かれないのです。周りに頑張ってる人がいないとサボっちゃうのです(休日とかに家で引きこもると生産性が低すぎてありんこレベル)。

3. 新しく開放したスキル、"客観視"
あとは自分を客観的に知るということができた1年だったと思っています。自分はどういう研究分野に興味があるのか、どういうアプローチで研究を進めたいのか、自分の集中力が高くなって効率的に仕事ができるのはどういう時間帯か、どのくらい頑張ると疲れてしまうのか、などなどを考えながら生活できた気がしています。「トータルで考えると効率が悪くなるので、今は逆に休むべき」というような思考は、学部のときには持っていなかったです。とりあえず行きあたりばったりで行けるところまでがむしゃらに行く、という感じだったので。(補足しておくと、この話は「がむしゃら」という感じを否定している訳ではないんです。僕は頭が悪いので、「がむしゃら」も青春な感じがして未だに好きなのです。ここぞというときに集中してハードワークをする馬力も持ち合わせておきたいけれど、無駄に頑張りすぎるのも良くないよね、ということです。)
この自分を客観的に知るということに関しても、まだまだ分析がたりないなぁと思っています。また、「自分を制御する」という意味で、セルフコントロールをする力を付けないと、いくら「自分を知る」ことができてもパフォーマンスはあがらないよなと思ったり。こういうセルフコントロール力が2019年は低めだったなということを考えると、やっぱり100点中75点くらいでしたな。
(今後うまくセルフコントロールができようになったらブログで報告したいです。まだまだいいやり方を模索中です)

 

今年2020年の目標

今年は“選択する力”というスキルを開放したいです。
具体的には、

  1. 選択をする(優先順位の低いものを切る)スキルを身につける
  2. 自分の将来の道を選択する

という年にしたいなと考えています。
また”すばやさ”というパラメーターも引き続き伸ばします。
今年からDの研究室に本配属になるので、どこまで頑張れるのか見ものですね。

 

2020年代(2020-2029)の目標

最後に超長期目標を考えてみます。今後の10年はどうするだろうか。
ちなみに、2010年代の振り返りは次のリンクから(自分用のメモ)(飛ばして大丈夫です笑)
また、なんでそんなに先の目標を書こうって思ったのかは次の注釈から(もうすぐアラサーになっていることが信じられなかったので計算して確かめてたら、10年後すら意外とすぐ先やん…ってなってる)*1
2020年代の目標を考えるにあたって、上記の2010年代の僕を一言で評価するとしたら、
「アイツは運が良いだけだ」
って感じです(特に大学時代)。評価とか業績に実力がともなってねぇなって感じてしまいます。
だから、2020年代は自分の実力を基礎からつけていきたいと考えています。

1. 「アイツは運が良いだけだ」と言わせない程にしっかりと実力をつける
正直に言うと、自分の実力を認めて欲しい、運だけじゃなくて実力もあるよねって思われたいっていう承認欲求があるので、

・「いや、自分はこんなもんじゃない」という負けん気を原動力に走り続ける
・とはいえ熱くなり過ぎずに、次の最善の手を考え続ける

という意識で、自分のスキルアップを継続して、もっともっと頑張ります。2020年代が終わったときに、アイツは確かに運が良いだけじゃないなって思われるように、自分でも思えるようになりたいです。
また、これはツイッター永井先生から教えてもらったのですが、
「かっこ悪くたっていいじゃないか」という姿勢は、承認欲求があるからこそ意識しておきたいです。
「努力量や失敗や業績や人生の充実度など、僕自身あらゆる意味で突き抜けて行きたい」=「はたから見れば、変態・アホになりたい」と思っています。かっこ悪くてもいいから、自分がコレだ!と思うことに全力で向き合えるように頑張りたいです。

 

2. スゴい人と協力して実力以上のところに行く 
「アイツは運が良いだけだ」という自己評価にはもう1つ思うことがあって、
実は僕は2020年代でも、この「アイツは運が良いだけだ」状態をキープしたいと思っているのです。

色々な人の力を借りて、自分の力だけではたどり着けない場所に行きたい。

「自分だけの実力や努力では、到底たどり着けないような場所に、『運が良い』からたどり着けたね」って2020年代が終わったときにも言いたい。

そして、そのために、

・良い環境を追求する
・良き友(ライバル)、共に研究を進めていくチーム、応援/支えてくれる方々など、人との縁を大切に感謝を忘れない

という日常の行動につなげたいと考えています。 
そんなこんなで、2010年代は、人/環境との良い縁に恵まれた10年間だったと思っています。感謝を忘れずに、2020年代ではもっと自分を基点に、[スゴい人同士]をつなげて化学反応を起こしたり、[自分とスゴい人]がつながって強いチームを作ったりして、高い壁を乗り越えていけたらと考えています。

  

いつものクセで話が長いのですが、
「アイツは運が良いだけだ」と言わせない程にしっかりと実力をつける + スゴい人と協力して実力以上のところに行く
という2つの矛盾していそうな目標を、良いバランス感覚で達成する10年間にしたいです。

そのために

  • 感謝を忘れずに謙虚で
  • 他人を巻き込んで化学反応を起こす
  • 失敗を恐れず自身もあらゆる意味で突き抜けて行く

ということを意識する2020年代にしたいと思います。

昨年はたいへんお世話になりました。

今年からも全力で頑張りますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

 

追記

  • (2021/01/23)
    2020年が終わりました。
    選択の年にするっていうのは、半分達成。仕事のキャリアパスは見えてきた。プラーベートの将来設計がまるで分からん。結婚とかどうやったら決断できるの。(”なんでみんな急に結婚してるん?え、説明会とかあった?”っていうツイート見たけどまさに僕の気持ちもそんな感じ)

    メインプロジェクトの研究は、達成率75%くらいでしょうか。気づいたこととしては、実験系の立ち上げとかは結構得意です。リサーチクエスチョンを建てるのがまだ苦手です。あとマルチタスク苦手です。もっとがんばれたと思う。

    サブプロジェクトで、教育関連のワークショップ(沖縄の高校訪問、OISTオンライン説明会登壇、梅ヶ枝きずな基金のOBとして講演会に登壇、所属ラボのPIの授業を1コマ担当させてもらうなど)を結構依頼されたり、自分から立候補したりしました。教えるのは最上の学びであると阪大の白木先生がおっしゃっていたので(link)色んな教育活動に参加してみましたが、全部思ったより楽しかったです。結構評判が良かったので、教育活動に適正あると思います。後輩や中学生高校生等に夢を持たせるカリスマみたいなのがたまに発動する(らしい)
    (その分研究の時間が少なくなってしまったので、自分のキャパの足りなさを呪いましたが笑。)

    OISTで2年生になりました。後輩が入学してきましたが、優秀すぎて学ぶことが多いです。

*1:
当たり前ですが1年は12ヶ月しかないので、100ヶ月後には30歳を越していて、120ヶ月後には自分が33歳になっているのです。もうただのおっさんです。こうやってアラサーになったりアラフォーになったりするのでしょうな。1ヶ月の短さを皆さんが知っているように、時の流れはビビるほど早いので、4年後(僕がD3の年)=48ヶ月後なんて鬼のように早く訪れると思います。だから、超長期目標って強調して書いたけれど、別に10年後っていうのは先のことではないでしょう?
そんなことを思いながら、Dの次にやりたいことを考える今日このごろ。僕ももう23歳なので、子供から尊敬されるアラサーになることを目指して20代を過ごしたいですね。